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2018-10-29

「終活」がもたらす効果

仕事上はもちろん、最近は自分の両親についても考えることが多いので、この議題について書こうと思います。

「終活」といえば、エンディングノート、遺言書、葬儀・お墓のことなどが一般的ではありますが、実は「人間は一人では死ねない」ということを考えると、準備しておくことはもっとたくさんあります。言い出したらきりがないですが、自分の車や遺品整理、細かいところではペットの行く先のことまで自分が死んでからの意向を伝えておく必要があります。準備の仕方についてはまたの機会に書くとして、今回はそれらを準備しておく「終活」をするとどういう効果があるのかをお伝えしたいと思います。

「終活」をするうえで一番良いことは、残りの人生をもっと有意義にしようと思えることだと思います。誰だって恨まれて死ぬのは嫌だろうし、残された人生でやり残したことはないかと真剣に考える機会になるからです。もちろん、死ぬ準備をしっかりすることで死後への安心感を得ることなどもあると思いますが、これからの人生をより考えさせてくれる良い機会になると思います。

これは、遺言書を書くことの意義にも触れました「人生の目的を考える機会になる」のに近く、なんか「終活」というとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、やってみるとポジティブなことに繋がることが多いので、早めに取り組むのが良いと思います。一般的に「終活」は定年退職後のシニア世代の人がやるイーメジがありますが、これからの先行き不透明感の中で、定年自体がどうなっていくかわからない状態なので、現役世代が取り組んでも全然早すぎることはないと思います。もしろ、人生を有意義にしようと考える機会になるのだから、早ければ早いほどいいと思います。まぁ若すぎる人はそもそも死へのイメージがわきにくいので、自分の両親や祖父母などについて考える際、自分のことも一緒に考えたらいいと思います。

特にお一人さまの方は、人間は一人では死ぬことができないことを考えると早めの準備が必要でしょう。さもないと、周りの人に迷惑をかけることになるので、そういった身勝手な人にならないようにして頂きたいです。

㈱ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦

https://www.nokonoko.co.jp/

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