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2019-06-03

身の回りの整理の仕方

これまで、終活でやる必要なことは遺言書の作成などと言ってきましたが、同時にやる必要がでてくるのが、身の回りの整理です。とりわけ、一戸建てや広いマンションに住んでいる方の整理は大変で、1人でやみくもにはじめてもうまくいきません。特に、最近は断捨離といって、必要なもの以外は全て捨てて、シンプルな生活スタイルにすることが流行っていますが、長く生きてこられた方はそれだけ思い出もたくさんありますので、上手に整理して思い出とともに豊かな老後を暮らしてほしいものです。

身の回りの整理は、物が捨てられない性分や住み替えまで時間がない方は、安い不用品回収業者に頼むのが一番リーズナブルです。しかし、終活の一環として行うには、ご本人の価値判断も重要になるでしょうから、時間をかけてやるのがお勧めです。まず始めにやるのが、要らなくなった物で価値がありそうなものを買取業者に診てもらうのが良いでしょう。買取業者といっても、貴金属やブランド品、骨董品、家具家電など、各々専門分野がありますから、その専門分野で査定してもらいましょう。但し、めんどくさいからといって1つの業者に全てを売却しようとしないこと。相手は買取業者ですから全て引き取り買取してくれると思いますが、適正価格で引き取ってもらうことを考えると各々専門分野で査定してもらったほうがいいと思います。沢山の業者から見積もる必要はありませんが、専門分野の業者に買い取ってもらいましょう。

買い取ってもらった後に残るのが、不用品だと思いますが、こちらも全部業者に引き取ってもらうと考えるのは早計です。最近はリサイクルや環境に厳しいので、不用品を引き取ってもらうのにも結構お金がかかります。時間がない方は業者に頼むのが手っ取り早いですが、粗大ごみなんかは面倒ですが、一つ一つ区や市の粗大ごみ回収を利用しましょう。一人身で高齢の方は、わざわざ家の中まで取りに来てくれるらしいので、お住まいの役所に聞いてみてください。よっぽど、ゴミ屋敷みたいな家でない限り、行政の普通ゴミ回収と粗大ごみ回収を定期的に使うことで、だいぶ家の中も片付くと思います。

身の回りの整理は、時間と労力がかかりますが、いらないものを処分するだけでなく、必要なもの思い出のものなどをしっかり整理することになります。最初始めるまではすごく億劫だと思いますが、整理されてくると心も整理された感じになると思います。なので、まずは家でいらない一番大きなものを処分してみてください。きっと気分的少し軽くなると思います。そうであれば継続して続けていけるのですが、どうしてもダメな場合は我々みたいなものを利用して、やらなければならない環境を作ることも一考かと思います。

㈱ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦

https://www.nokonoko.co.jp/

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