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2019-11-18

高値売りのラストチャンス⁉

不動産イラスト

来年のオリンピックを控え、首都圏の不動産は高値がつきやすい傾向にあります。しかし、地価研究機関によると、来春にかけてピークを迎え、それから価格が下がっていく予想だそうです。この価格下落傾向は2024年頃まで続き、そこからまた持ち直すとのこと‥。

そういう予想があってか、最近の不動産は動きが鈍いと感じています。当然ですよね、もう少し待っていたら価格が下がるだろうとみな予想はしていますから。しかし、不動産を売りたい人はここらでなんとか売ってしまったほうが得策かもしれません。オチオチしていたらどんどん下ってしまって二束三文にしかなりかねませんから。もちろん、もっと永いスパンで考えてもいいですが、再度この高価格水準にいくには、あと10年はかかるといわれていますので、それくらい待てる人以外は今が最後の売り時かもしれません。

もちろん、場所によってはこのまま高値傾向が続くところもありますし、公示価格と実勢地価は違いますから、この辺の判断材料を一般の人が拾うことは難しいでしょうから、不動産を売りたい・買いたい人は信頼できる不動産屋に早めに相談されたほうがいいでしょう。

個人的には、日本はこれから初めて人口減少状態の地価変動をむかえますから、買った価格以上になることは難しいと考えています。もちろん、全てのエリアというわけではなく、場所によっては高くなるでしょう。しかし、都内でも空き家が増えてきていますし、若者の持家志向は間違いなく下がっていますから、需要と供給のバランスで下がりやすくなると考えます。幸い首都圏や地方都市圏では海外からの需要もありますので、リーマンショックのようなものがなければ大幅に下がることはないと感じますが、それも保障はありませんので。

株式会社ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦

https://www.nokonoko.co.jp/

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