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2018-05-30

単身者の不安~お金編~

前回に引き続き単身者の不安ということで、今回は「お金」に関するテーマを取り上げたいと思います。

単身者の方に限らず、自分が何歳まで生きて、それまで生活するにはお金がいくら必要で、それを補えるだけのお金を用意できるかはみなさん不安ではないでしょうか⁉
さらに、一般的に単身者の方は、そうでない方に比べて費用がかかります(物理的にお金で解決しなくてはいけない場面が多くなる)ので、なおさら不安なのではないでしょうか⁉

この不安に対処するには、流石に自分が何歳まで生きるかは誰にもわかりませんので、具体的に何歳まで生きるか仮定して、最低限必要な資金をシュミレーションするしかないと思います。
もちろん、生きていくには突発的に大きな費用が発生することはたくさんありますし、想定通りの費用で日々暮らせることは稀でしょう。また、これから何年も同じ生活基準で暮らせる保証はないですし、むしろ物価の上昇などの経済事情変化でこれからは費用がかさむ一方だと思います。しかし、自分が生きていく上でどれくらいのお金が必要で、自分がどれくらいお金を用意しておかなければならないかを数字的に理解しておくことは、毎日その日暮らしをせぬためにも重要だと思います。また、年齢的に若いからといってまだ早いということではなく、遺言書と同じで、できるだだけ早く実行し、準備した方が実りのある結果になることは想像に難しくないと思います。また時代は変化しますので一度シュミレーションするだけでなく、年代が変わる(40代から50代になる)時とか、年度が変わる節目に見直されてはいかがと思います。

では、どのようにシュミレーションすればいいのか⁉
やり方はたくさんありますが、最初は簡単な方法でいいと思います。さらに詳しく想定したいとき(死が近づきつつあるとき)は細かくやればいいと思います。
具体的には⓵自分の寿命を仮で決める⓶家は持家か賃貸かを決める⓷老後の生活資金は年金で何%補えるかを決める だけでいいと思います。子供がいる方は教育資金を決める必要がありますが、そうでない方はこれで十分だと思います。
あとは、仮で決めた寿命までの年代毎に月次標準生活費×12×何年というふうにやっていけばいいと思います。

例えば60歳の人が、⓵85歳まで生きると仮定して、⓶死ぬまで賃貸で、⓷老後の生活資金は80%年金で補えるとすると、
61~65歳:月次標準生活費(家賃含む)30万円×12×5年=1800万円 66歳~70歳:30万×0.2(%)×12×5年=360万円 71歳~80歳:30万×0.2×12×10=720万 81~85歳:30万×0.2×12×5=360万なので、総和は3240万円になります。

どうでしょうか⁉意外に費用がかかると思います。でもこれをやると同時に、いかに費用を下げられるか等を考えられるので対処しやすいと思います。なのでみなさんできるだけ早めにシュミレーションし、どう対処すればいいか考えてみてください。

弊社ではこのようなこともレクチャーいたします、興味のある方はどうぞ
(株)ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦
https://www.nokonoko.co.jp/

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