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2020-06-15

コロナで住みかえをするのに大事なこと

さて、緊急事態宣言も終わり、少しずつ日常を取戻しつつありますが、なかなか自粛生活の名残が抜けないものではないでしょうか。私でいえば、圧倒的にコロナ以前に比べると電車に乗る機会が減りました。商談等がオンラインに代わったこともありますが、以前は首都圏を移動する際は、時間に正確なので、ほとんど電車でした。しかし、コロナ後は比較的空いている時間帯でも、極力人との接触を避けるために、車を使用するようになりました。このように、コロナ後は自分のライフスタイルに変化があった人も多いようです。コロナが落ち着いている今こそ、自分のライフスタイルに合わせた住みかえをする、絶好のチャンスかもしれません。

実際に、企業のテレワーク導入や在宅勤務の推進により、都心の利便性が良い場所に拘る必要がなくなり、引越需要は増えているようです。また、テレワーク導入で人を招き入れる習慣がない人でも、家の中を他人に見られる機会が増えるため見栄えを良くしたり、仕事部屋を増やしたい要望が高いようです。そんな中、新しいライフスタイルに合わせた住みかえを失敗しないようにするにはどうすればいいのでしょうか

これはコロナによって影響があった点も踏まえて、自分のライフスタイルを明確にすることが大事だと思います。自分は住居に対してどういう価値観や優先順位があり、今回なぜ引越したいと思ったのかを。そしてそれを細かく業者に伝えることです。そうすれば失敗は少なくなるでしょう。例えば、仕事でテレワークを使うことが多くなり、引越を考えたとします。けれども単純に部屋の広さや戸数を増やしたり、Wi-Fi環境を良くすればいいというわけではないと思います。実際出勤程度によっては駅から遠くなってしまうと、かえって不便さを感じてしまうこともあるでしょう。また、自粛生活で料理することが多くなり、広いキッチンにしたいと思った場合も同様です。台所は広くなったが、買物には不便になってしまうことはよくあることです。

業者など他人に自分のライフスタイルを伝えることで、客観的に理想の部屋探しができるようになります。少なくとも先ほど指摘したようなことにはならないと思いますよ。特に住み慣れた地域から離れる場合は、その地域に密着している業者に相談することで、もっと良い場所がみつかるかもしれません。今はコロナ後の仕様にするためにまだ公開されてない物件も多数あると聞きます。そういった物件はポータルサイトより地域密着の業者のほうが良く知っているでしょう。

㈱ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦

https://www.nokonoko.co.jp/

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