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2019-04-09

不動産売却を依頼する業者選びで大事な事

不動産イラスト

不動産売却はインターネットやチラシなどですごく目にしますが、一体どこの業者に依頼したらいいのか迷っている方も多いと思います。かくいう弊社もその業者なのですが、私は以下の3点は勘案して依頼するのがいいとお勧めしております。

一つ目はご自身の売却背景を尊重してくれるところ。例えば、早く売ってお金が必要な方は現金買取してくれる業者が良いと思いますし、時間がかかっても高く売りたい方は急がせない業者が良いと思います。よくあるのが、次の住居先に引越してから売りたかったのに、売却依頼をしてすぐ決まったため、とにかくすぐ自宅を出ていかなくてはいけなくなったとか、できるだけ内緒に売却を進めたかったのに、ご近所親戚にすぐバレてしまってトラブルになったりとかするケースです。したがって、単純な売却金額だけでなく、売主様の意向を親切丁寧に聞いていくれる業者であることが必須だと思います。

二つ目は売った後もしっかりフォローしてくれるところ。不動産は売った後にも買主との間でトラブルになることがよくあります。よくあるのが、売主には売った後10年は瑕疵担保責任という責任があり(近くなくなりますが)、隠れた瑕疵、例えば買ってすぐ屋根裏の見えない部分が腐っていて雨漏りし始めたなど、があって損害賠償の問題になったときに、専門知識がある間に入ってくれる業者がいないと、そのやりとりだけでも大変になってしまいます。したがって、売ったら終わりではなく取引成立後も誠実に対応してくれる業者がよいと思います。

三つ目は売却金額入金まで費用負担を迫ることがないところ。業者は不動産を売る際いろいろ費用がかかります。広告を出せば広告宣伝費がかかりますし、登記事項を取得するだけでもかかります。今年度から売主は「建物状況調査」という調査結果を買主に提示することも必要になりましたから、その調査費用や人件費もかかります。それらの費用は業者が払う場合もありますが、売主に請求することもあります。そこで、どの費用が売主には必要でどの時期に支払うのかを確認する必要があります。そして、それらの支払いを少なくとも売却金額が入金されるまで待ってくれる業者がよいと思います。そうでないとお金がない人とかは大変でしょうから。

以上3点を勘案しますと、要は「信頼できる業者」になると思いますが、あなたにとって「信頼できる業者」はどこなのかをしっかり吟味して頂きたいと思います。ネットなどではとにかく高く売ることだけを強調して、これらのことを考えてくれない業者もあるかもしれないので気を付けてください。

㈱ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦

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